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                早期大腸癌の画像診断~現況と将来展望
              
 【特別寄稿】FICE(Flexible spectral-Imaging Color Enhancement)
                  掲載誌
                
 
                  大腸癌FRONTIER
                  Vol.2 No.4 49-52,
                  
                    2010
                  
 
                    著者名
                  
  
                          冨樫一智
                        / 
                          濱田徹
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                          山本博徳
                        
 
                    記事体裁
                  
  
                          特集
                        / 
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                    疾患領域
                  
  
                          消化器
                        / 
                          癌
                        
                    診療科目
                  
  
                          一般外科
                        / 
                          消化器内科
                        / 
                          消化器外科
                        
 
                    媒体
                  
 
                      大腸癌FRONTIER
                    
 『はじめに』 画像強調内視鏡(Image Enhanced Endoscopy;IEE)という概念が, 2008年のGastroenterology誌において, Kaltenbachらにより提唱された. IEEはいわゆる特殊内視鏡全域を包括的に含有する概念で, 本邦では“特殊光内視鏡”と呼称されていたNarrow Band Imaging(NBI)・Flexible spectral-Imaging Color Enhancement(FICE)などばかりでなく, 色素内視鏡の領域をも含んでいる. このIEEは, 色素を用いるdye-based IEEと色素を用いないequipment-based IEEの大きく2つに分類され, 後者はさらに光学的なものと画像処理によるものに細分類される. 光学的なIEEの代表がNBIであり, 画像処理によるIEEの代表が, 今回紹介するFICEである. FICEは, 2005年5月に本邦でははじめて市場に登場した, 新しい内視鏡技術である.
          ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。