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早期大腸癌の画像診断~現況と将来展望
拡大内視鏡検査
―pit pattern診断―

掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.2 No.4 32-37, 2010
著者名
長谷川申 / 鶴田修 / 河野弘志 / 有田桂子 / 前山泰彦 / 光山 慶一 / 佐田通夫
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
一般外科 / 消化器内科 / 消化器外科
媒体
大腸癌FRONTIER

『Summary』 拡大観察を用いたpit pattern診断学は, 腺管開口部の形態を観察することにより大腸上皮性病変の質・深達度診断をするものである. pit pattern診断学が確立された今日においては, 内視鏡検査で病変を確認すると, 瞬時に質診断(腫瘍・非腫瘍の鑑別)および量診断(深達度診断)ができ, 病理組織診断を待たずして内視鏡の所見から組織構築を想定することができるようになり, 治療方針を選択できるようになった. 当科の検討では, pit patternの質診断能(癌診断能)は全体正診率80.0%, 感度42.9%, 特異度98.8%で, 深達度診断能(pSM-m以深癌の診断能)は, 全体正診率85.7%, 感度82.1%, 特異度88.1%, と高い診断能を示した. しかしpit pattern診断からわかるものは病変最表層部の構造異型と腺管密度であり, 深部を直接観察したものではなく, あくまで表面構造から深部の状況を間接的に推察する診断学であることや粘液などの病変表面の付着物の存在により診断能が下がることなどを理解し, またpit pattern診断そのものに限界があることを承知していなければならない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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