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大腸癌の病理診断の問題点
IBD,dysplasia,cancerの分類と診断

掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.2 No.2 61-65, 2009
著者名
藤井 茂彦 / 藤盛 孝博
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
一般外科 / 消化器内科 / 消化器外科
媒体
大腸癌FRONTIER

「Summary」潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)に合併する大腸腫瘍は, dysplasia-carcinoma sequenceの経路で発生すると考えられている. dysplasiaは前癌病変としてだけではなく, 浸潤癌の存在を示唆する所見として認識されており, その診断は重要である. しかし, dysplasiaは散発性大腸腺腫とは異なる組織形態を示し, 組織診断において炎症性変化との鑑別が困難となることが少なくない. さらに, いったんUCに合併する大腸腫瘍と診断されると, 大腸全摘術という侵襲の大きい治療が要求される. したがって, その診断の重さを認識して, 組織形態の特徴や, 診断基準, 散発性大腸腫瘍との鑑別点, 補助的診断となりうる遺伝子異常について十分理解して診断することが重要である. 「はじめに」炎症性腸疾患, 特に潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)の合併症として大腸腫瘍があげられる. その発生は慢性炎症性粘膜から前癌病変であるdysplasia, すなわち明らかな腫瘍であるが癌(浸潤癌)とは診断されない病変が発生し, その後癌に進展していくと考えられており, dysplasia-carcinoma sequenceと称されている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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