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次世代のパーソナライズド・セラピーに向けて

バイオマーカーを利用したがん分子標的薬の臨床研究

西尾和人

大腸癌FRONTIER Vol.2 No.1, 28-31, 2009

「Summary」 がん分子標的薬は大腸癌においても標準的治療の一角を占めるようになった. 分子標的薬の使用においてはバイオマーカーを用いた薬剤選択が可能で個別化治療(パーソナライズド・セラピー)に直結する. 抗EGFRモノクローナル抗体に対するKRAS遺伝子検査などが検討されている. 臨床の場での実施には, 検査自身の特性などを把握することが必要である. 遺伝子検査などのバイオマーカーが完成している場合の臨床試験のデザインは従来のデザインとは異なり, バイオマーカーが効果予測因子であるのか, 予後因子であるのかを区別する臨床試験が必要である. 「はじめに」 がん治療におけるバイオマーカーの重要性は, がん分子標的薬の登場により高まっている. バイオマーカー研究は, 治療効果予測因子を同定することにより, 個別化治療(パーソナライズド・セラピー)に直結するとともに, 新たな治療標的の探索にも活用される. バイオマーカーの候補は, 多種にわたる.

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