<< 一覧に戻る

Q&Aで綴るレジデント・ノート―専門医がわかりやすく解説―

No.8 大腸癌補助化学療法について,治療にかかる期間や副作用について教えて下さい。

小松嘉人

大腸癌FRONTIER Vol.1 No.4, 103-105, 2008

「Answer」 治療にかかる期間は, 原則, およそ半年と考えてよいでしょう. 副作用は, 選んだレジメンにもよりますが, 骨髄毒性や, 嘔気, 下痢などの消化器症状などが中心です. 「解説」 今現在, 結腸癌術後補助化学療法といえばホリナート(LV)による5-FUのbiochemical modulationを臨床応用した併用療法(LV+5-FU)が, 手術単独1-3)のみならずMOF(メチルCCNU+ビンクリスチン+5-FU)療法よりも優れ4), さらにINT00895), NSABP C-046), QUASAR7)のいずれの比較臨床試験においても5-FU/LEV群よりも優れた成績を示したため, 標準的レジメンであるといえます. わが国でもこれにならい, LV+5-FUが標準的術後補助化学療法として実施されています. また, 経口フッ化ピリミジンがLV+5-FUに代わるものとなりうるかについて比較試験も実施され, LV+UFT8)やカペシタビン9)がLV+5-FUと同等であることが確認されました.

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る