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大腸癌遠隔転移の治療方針
【治療】骨転移の治療方針

掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.1 No.4 71-75, 2009
著者名
山川聖史 / 近藤泰児
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
消化器 / 骨・関節 / 癌
診療科目
整形外科 / 消化器内科 / 放射線科 / 消化器外科
媒体
大腸癌FRONTIER

「Summary」 大腸癌の骨転移は, 他の骨転移好発癌と比べて頻度は低いが, 大腸癌の治療の進歩に伴い, 今後はその治療機会が増えてくると予想される. 骨転移の治療のゴールは, 疼痛のコントロールと運動機能の維持である. 大腸癌の放射線感受性は一般に良好ではないが, 除痛効果が低侵襲で期待できるため, 治療の第1選択肢である. 上腕骨, 大腿骨などの切迫骨折や病的骨折では, 可能な限り内固定術による除痛とADLの維持をはかるべきである. 脊椎転移による脊髄麻痺は, 脊髄除圧と脊椎内固定術により除痛と麻痺の回復が期待でき, 予後が6ヵ月以上見込める症例では適応となる. bisphosphonate療法は, 症例の予後や骨転移部位に関係なく試みた方がよいと考える. 痛みがなく, 良好な運動機能を有することが進行癌の患者のQOLにとってきわめて重要である. 原発巣治療担当科は, 骨転移, 脊椎転移の出現に注意を払い, 整形外科・放射線科等との連携を密にして適切な治療を行えるよう心がけるべきである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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