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大腸癌遠隔転移の治療方針

特集にあたって

渡邉聡明

大腸癌FRONTIER Vol.1 No.4, 15, 2008

がん対策基本法が施行され, 癌による死亡をいかに減らすか, さまざまな努力が払われている. わが国では大腸癌が増加傾向にあり, 各臓器の癌の中でも大腸癌による死亡率が高く, 特に女性では大腸癌による死亡率が最も高率となっており, 大腸癌に対する治療成績をいかに向上させるかが重要な課題となっている. 大腸癌に対する外科治療後の成績は, Stage I, II, IIIに比してStage IV, すなわち遠隔転移が認められる場合には, 手術後の5年生存率がきわめて不良である. 大腸癌治療ガイドラインではStage IV症例に対する外科治療後の5年生存率は13.2%と報告されている. したがって, 大腸癌全体の術後成績を向上させるためには, Stage IV症例の治療成績をいかに向上させるかが重要な課題である. 近年新規抗がん剤の導入により, 高度進行癌あるいは切除不能大腸癌に対する治療成績の向上が報告されている.

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