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大腸癌治療ガイドラインをめぐって

Stage Ⅳ大腸癌の治療

手塚徹幸田圭史安田秀喜

大腸癌FRONTIER Vol.1 No.1, 30-33, 2008

「Summary」急増している大腸癌の中でもstage IV大腸癌の治療方針は, 原発巣の取扱いのみならず, 多岐にわたる転移臓器の取扱いをめぐって, 各施設間でいまだに統一の治療が施されていないのが現状と思われる. 2005年7月に出版された大腸癌治療ガイドラインは, この施設間格差をなくす目的で制作されたものであり, 特に集学的治療が必要なstage IV大腸癌の治療方針は, 血行性転移の項目も含めて, 蓄積されたデータに基づいており, きわめて重要な提言である. 本稿では, 大腸癌治療ガイドラインで示されたstage IV大腸癌の治療方針を文献をまじえ解説し考察を加えた. 「はじめに」大腸癌取扱い規約第7版1)においてstage IV大腸癌は, 原発巣の壁深達度とは無関係に, 肝転移(H1~3), 肝以外の遠隔転移(M1), 腹膜転移(P1~3), 以上が単独あるいは重複して原発巣と同時に伴っているものと規定されている.

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