てんかん最前線
わが国での脳波の遠隔診断
掲載誌
Epilepsy
Vol.14 No.2 29-33,
2020
著者名
人見健文
/
池田昭夫
記事体裁
連載
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抄録
疾患領域
神経疾患
/
小児疾患
診療科目
脳神経外科
/
神経内科
/
小児科
媒体
Epilepsy
デジタル脳波の普及,インターネットなど情報通信技術の革新,遠隔医療の普及などにより,わが国でも脳波の遠隔診断が現実のものとなりつつある.こうした状況をふまえて,本稿ではわが国におけるデジタル脳波時代の遠隔診断を取り巻く状況について述べる.なお,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が急速に世界的および国内に蔓延し始めた2020年3月以降に遠隔医療が活性化され,2020年4月の本稿の脱稿時点において,脳波の遠隔診断にかかわる部分も後述のように活性化されてきている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。