FORUM
第52回日本てんかん学会学術集会:ポストコングレスシンポジウム 「Psychoeducation in epilepsy(てんかんの心理教育)」:(Margarete Pfäfflin先生)聴講記
掲載誌
Epilepsy
Vol.13 No.2 39-43,
2019
著者名
山﨑美鈴
記事体裁
連載
/
学会レポート
/
抄録
疾患領域
神経疾患
/
小児疾患
診療科目
脳神経外科
/
神経内科
/
小児科
媒体
Epilepsy
2018年10月27日の第52回日本てんかん学会学術集会(横浜)において,Margarete Pfäfflin先生(Epilepsy Center Bethel, Bielefeld, Germany)による講演「Psychoeducation in epilepsy(てんかんの心理教育)」が行われた.講演者のPfäfflin先生は,オランダやドイツで産業心理学を学ばれたのちに,ドイツのベーテルで重度障害などのある方のための心理臨床に携わり,1982年にてんかんのある小児の分野に移られて以降は,てんかんの包括ケアの発展に尽力されている.2000年にてんかん学習プログラムMOSES(modular service package epilepsy)の評価チームに参加,2003年には子どもと親のためのプログラムであるfamoses(modulares Schulungsprogramm Epilepsie für Familien)の立ち上げに携わられた.現在もてんかんの教育や研究の第一線でご活躍されているPfäfflin先生の貴重なお話を聴講する機会を頂き,以下のような内容を伺うことができた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。