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第47回日本臨床神経生理学会学術大会:JEPICA共催シンポジウム
てんかんモニタリングユニット(EMU)を支えるコメディカルの役割

掲載誌
Epilepsy Vol.12 No.1 37-42, 2018
著者名
寺田清人 / 櫻庭理絵 / 松田春美 / 土屋邦子 / 大沢伸一郎 / 神一敬 / 稲次基希 / 原恵子 / 前原健寿
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
神経内科
媒体
Epilepsy

てんかんモニタリングユニット (EMU) における長時間ビデオ脳波モニタリングは,てんかんの確定診断と発作診断および焦点診断のために重要な検査である.当院で行われる脳波検査は,外来診療では数時間行われ,入院診療では数日から1週間程度の期間で実施されることが多い.脳波検査の目的を達成するため,医師の指示に基づき,確実で的確な管理体制で行われる必要がある.電極の外れや脳波計の不具合によって検査継続に影響をきたさないよう,看護師は脳波測定の概要を理解しておかなければならない.そして,医師との情報交換により,脳波検査中のてんかん発作時の観察の視点を明確にし,それに合わせた観察方法を工夫しておく.特に,てんかんの確定診断を目的とした脳波検査中は,より詳細な情報を得る必要がある.例えば,てんかん発作時の意識の有無,眼球偏位,四肢の強直の具合などである.口頭指示を出してその受け答えや反応を観察する際,患者の状態によっては期待する反応が得られないことも予測される.その場合は,絵カードの活用や,子どもの場合は玩具やキャラクターへの反応をみるなど,患者の認知機能を把握した観察方法を検討できると良い.そして得られた情報が,確実に医師に伝達されるよう記録し,モニタリングの動画記録に音声として残すよう意識していく.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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