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座談会(Round Table Discussion)

新規抗てんかん薬の手応えと今後

井上有史大塚頌子亀山茂樹松浦雅人池田昭夫

Epilepsy Vol.5 No.2, 8-15, 2011

井上(司会) 2006年以降,4種類の抗てんかん薬が発売され,治療の選択肢が広がりました.海外ではすでに10~20年の歴史がありほぼ評価が定まっていますから,その膨大な経験を利用できるメリットはありますが,日本で新たに構築していかなければならない部分もあると思います.
 日本ではラモトリギンを除き,成人の部分てんかんのみの適応で,しかも従来の抗てんかん薬との併用療法として承認されていますが,小児や部分てんかん以外,あるいは単剤の適応を目指した治験を実施中または実施予定の薬剤もありますので,将来的な話も含め,自由にお話しいただければと思います.

出席者(発言順・敬称略)
静岡てんかん・神経医療センター院長
井上有史(司会)

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・発達神経病態学教授
大塚頌子

西新潟中央病院院長
亀山茂樹

東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科
生命機能情報解析学教授
松浦雅人

京都大学大学院医学研究科臨床神経学准教授
池田昭夫

2011年6月,東京にて開催
当日ご参加いただけませんでした池田先生には,紙上参加にてご発言をいただきました.

新規抗てんかん薬の手応え

1. ガバペンチン

井上 まず,ガバペンチンについて,亀山先生の印象はいかがでしょうか.
亀山 ガバペンチンは部分発作に有効で,従来薬との相互作用がなく,忍容性が高いといわれています.しかし,自験例で有効例は少なく,コクランレビューなどでもほかの新規抗てんかん薬に比べ有効性は低く,途中で脱落するケースが多いとされています.

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