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てんかん診療最前線

てんかんに対する迷走神経刺激療法

川合謙介

Epilepsy Vol.3 No.2, 57-61, 2009

「はじめに」本邦への導入が大幅に遅れていた迷走神経刺激療法(vagus nerve stimulation;VNS)だが, ここにきて薬事法承認に向けた動きが急速に進行している. 植込型の新規医療機器が日常診療で使用可能となるまでには, 機器の薬事法承認, 機器の保険適応と償還価格決定, 植込術の保険適応と保険点数決定といったプロセスが必要だが, 手続きがスムーズに進行すれば, 平成22年または23年の4月から保険診療として施行できるようになる可能性がみえてきた. このような動きを受けて, 日本てんかん学会, 日本脳神経外科学会, 日本てんかん外科学会でもVNSを施行するためのガイドラインを策定している. 参考までにその原案を示す(表1). VNSそのものは欧米ではすでに包括的てんかん治療において確立した位置にあり1), 必ずしも最前線の治療といえるかどうか定かではないが, 本稿ではわが国でのこのようなタイミングをふまえてVNSについて概説する.

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