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Special Articles(Epilepsy)

2.画像的検索法の進歩

横田英典小黒恵司渡辺英寿

Epilepsy Vol.1 No.2, 37-41, 2007

1 てんかんの画像診 断近年の診断技術の向上と, 手術手技およびその支援システムの進歩により, てんかん患者に対する診断・治療も大きく変化している. てんかんは薬物治療が第一選択とされるが, 薬物治療のみでは発作のコントロールが困難な症例が約20~30%に存在することが知られており, 一般に難治性てんかんと分類される. こうした難治性てんかんの症例においては外科手術も重要な治療ストラテジーとなるが, 焦点診断が困難なため, 従来は外科的治療の適応症例が限られていた. しかし, 最近の画像診断の進歩に伴い, 従来は病巣検出が困難とされていた皮質形成異常や血管腫などの小病変が検出可能となり, 焦点診断の精度が飛躍的に向上したため, てんかん外科治療の適応症例は拡大し治療成績も向上している1). てんかんの外科治療を考慮するうえで最も重要なのは正確な焦点診断である. 診断方法には発作間欠期検査と発作時検査があるが, 患者への負担を少なくする目的から, まず低侵襲な発作間欠期の検査が選択される.

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