脂質異常症診療の実態を知るため、本誌編集アドバイザーである全国の各領域専門医を対象にアンケートを実施した。本誌では2008年に、高LDLコレステロール血症診療における薬物治療についてアンケート調査を行っている。それから約6年半が経ち、その間に「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」が改訂され、また米国では「ACC/AHA脂質管理ガイドライン」が発表されている。そこで今回は、各医師の現在の薬物治療の実際と考えについてうかがった。

「アンケート調査概要」

対象:全国の内科医64名(本誌編集アドバイザー)

方法:郵送、FAX調査

有効回答:39(60.9%)

実施期間:2014年12月1日~12月25日

回答者年齢:40歳代:2.6%、50歳代:51.2%、60歳代:43.6%、70歳以上:2.6%