ドライアイはわが国に約2,000万人,世界には約10億人もの患者がおり,“目が乾く”という症状は眼科受診者の最たる主訴である。特にWith・Afterコロナの社会の急速なデジタル化や超高齢社会において,ドライアイ患者は年齢層を問わず急速に増加しており,ドライアイのリスク因子を探索し,発症や重症化を未然に防ぐ予防法の確立は喫緊の課題である。
「KEY WORDS」疫学,座位時間,身体活動,ドライアイ,予防医療