はじめに
2007年にドライアイ研究会よりドライアイの新しい定義・診断基準が発表されて4年が経過した。また,2010年には15年ぶりに新しいドライアイ治療薬「ジクアホソルナトリウム点眼液3%」も登場し,本誌読者の皆さんの診療や治療方針にも少なからず影響を与えているのではないだろうか?
2007年以降「ドライアイ診療アンケート」を5回,施行させていただき,延べ約4,200名からの回答を得て,多くの施設において実施されていると思われるドライアイの検査・診療の現状について広く検討させていただいた。
今回は,新しいドライアイ治療薬が登場したこともあり,日常診療におけるドライアイ検査や診療がどのように変化しているのかを知る目的でアンケートを行い検討してみた。日常診療の参考になれば幸いである。
全文記事
ドライアイ診療アンケート
第六報 ドライアイ診療の現状(検査編)
掲載誌
Frontiers in Dry Eye
Vol.6 No.2 8-16,
2011
著者名
横井 則彦
記事体裁
連載
/
アンケート
/
全文記事
疾患領域
眼疾患
/
アンチエイジング
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Dry Eye
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。