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CURRENT TOPICS 特集 5th GAST SUMMIT JAPAN学術講演会ハイライト

ワークショップ:胃炎対策基本法制定は必要か? 1 基調講演

浅香正博

THE GI FOREFRONT Vol.17 No.1, 30-33, 2021

胃がんは,肝がん同様に感染症によって発症する重篤な疾患である。しかし現在の日本政府による両疾患に対する対策には大きな違いが生じている。肝炎に対しては「肝炎対策基本法」の制定に伴い,肝炎ウイルス対策予算の拡充をはじめとした対策が講じられ,肝炎・肝がん撲滅に非常に大きな成果が上げられている。一方,胃がんの発症要因の大部分を占めるH.pylori菌に起因した胃炎撲滅を目的とした,H.pylori菌の除菌治療に対して,法整備を伴った国としての十分な対策はなされていない。
今回,肝炎対策基本法の成果を胃炎・胃がんにおいても応用できないかと考え,胃炎対策基本法制定を目指す必要があるかどうかを検討した。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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