<< 一覧に戻る

CLINICAL CONFERENCE 症例から学ぶ上部消化器疾患

第27回 ステーキハウス症候群

笹井貴子春間賢末廣満彦中村純谷川朋弘浦田矩代河本博文眞部紀明佐藤元紀佐藤嘉高

THE GI FOREFRONT Vol.14 No.1, 13-15, 2018

最近,医療系のインターネットで話題になっているのが,ステーキハウス症候群である。岡山にも最近,全国区のステーキ店がオープンし,開店当初から長蛇の列をなし,依然として人気が高い。レストランでの外食だけでなく,肉を購入し自宅で調理して食べるなど,以前は高級であったステーキも,比較的安価に食べられる時代となっている。また,ステーキだけでなく,焼肉を食する機会も多くなっているが,ゆったりと,時間をかけて,十分に咀嚼して食事をする時間は失われているようである。これまで,食道に肉塊を詰まらせて受診する患者を経験していたが,それらの症例がステーキハウス症候群であったことは知らなかった。ステーキハウス症候群は,1963年にNortonが最初に報告したとされている1)
外食店のステーキを食べているときに,食道に肉塊を詰まらせて受診した典型的なステーキハウス症候群症例を経験したので報告する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る