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対談

女性医師にとっての消化器病学

浅香正博塩谷昭子

THE GI FOREFRONT Vol.13 No.1, 5-11, 2017

浅香 本日は川崎医科大学消化管内科学教授の塩谷昭子先生をお招きし,「女性医師にとっての消化器病学」をテーマにお話を伺いたいと思います。まずは塩谷先生の歩みを振り返ってみたいと思います。ご出身はどちらですか。
塩谷 出身は和歌山県和歌山市です。小学校から大学まですべて地元の公立校で自宅から通学し,学費の面では親孝行であったかな,と感じています。
浅香 医師を志したきっかけはどのようなものですか。
塩谷 実はもともとは医師でなくてもよかったのです。母が大阪の出身で,和歌山の田舎の封建的な家に嫁いで家族に仕える生活を送っていたのですが,もともとは医師になりたかったそうです。本当はキャリアウーマンとして社会に貢献したかったという話をよく聞かされていて,私自身もキャリアを生かし自立した女性になりたいと考えるようになりました。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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