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TOPICS OF GI 消化器疾患のトピックス

第23回 食道ESD後の狭窄対策の実践

磯本一河口剛一郎

THE GI FOREFRONT Vol.12 No.1, 72-75, 2016

食道癌の内視鏡治療と外科手術療法の侵襲は大きく異なり,内視鏡治療の適応となる早期病変の発見は極めて重要である。画像強調内視鏡や拡大内視鏡の進歩により,早期食道癌の発見例は増え1),治療前診断の正診率も上昇している2)。粘膜下層剥離術(endoscopic submucosal dissection:ESD)により広範囲病変も一括切除が可能になり,診断的治療も含め,内視鏡治療を行う病変は増えている。一方で周在性の広い病変を内視鏡治療した後の食道狭窄が問題であったが,ステロイド内服・局注法を中心とした狭窄予防により,以前のような頻回の内視鏡的バルーン拡張(endoscopic balloon dilatation:EBD)は不要となりつつある。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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