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特集 胃炎についての京都国際コンセンサス会議/若年者除菌について―第19回JAPANGAST Study Groupハイライト―

報告 2.JGSG Project進行状況報告

間部克裕

THE GI FOREFRONT Vol.10 No.2, 44-46, 2014

Helicobacter pylori(Hp)除菌による胃がん予防は2013年2月のHp感染胃炎に対する除菌治療の保険適用により現実味を帯びてきた。胃がん撲滅のためには確実な胃がん予防のために若年者に対する除菌治療が重要である。若年者に対するHp検査や除菌治療の適切なレジメは明らかでない。そこで計画されたJGSGの若年者に対する除菌療法のランダム化試験は2012年に登録開始され,2014年12月28日に新規登録が締切となる。20~39歳は188例と定員の200例に間もなく到達するが,13~19歳は登録症例48例とまだまだ不足している。さらなる積極的な登録をお願いしたい。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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