<< 一覧に戻る

特集 胃炎についての京都国際コンセンサス会議/若年者除菌について―第19回JAPANGAST Study Groupハイライト―

Workshopテーマ1「胃炎についての京都国際コンセンサス会議」 3.胃炎の診断

春間賢村尾高久石井学鎌田智有塩谷昭子井上和彦

THE GI FOREFRONT Vol.10 No.2, 25-27, 2014

「はじめに」時代とともに胃炎の診断学は変わってきた。特に,Helicobacter pylori(以下H.pylori)が発見され,H.pylori感染が消化性潰瘍や胃癌の原因であることが明らかになり,胃炎診断の目的や治療も以前とは大きく変わってきた。一方,時代とともに上部消化管疾患の頻度は変わり,胃炎診断に対する関心度も,胃癌の多い日本と胃癌の少ない諸外国では温度差がかなり存在するのも事実である。これまで日本では,胃の内視鏡検査を施行するときは,萎縮性胃炎の評価のみならず,詳細な所見を取り上げ胃炎の分類を行ってきたが,欧米では内視鏡所見よりも病理診断が優先され,内視鏡診断は簡単に行われることが多い。本稿では,胃炎の診断について歴史的に考察するとともに,2014年1月31日,2月1日と京都で開催された「胃炎についての国際コンセンサス会議」についても概略を述べる。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る