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TAKEDA GI FORUM 2014 胃食道逆流症(GERD)診療ガイドラインを再考する

Opening Remarks

本郷道夫

THE GI FOREFRONT Vol.10 No.1, 74, 2014

2009年に日本消化器病学会からGERD診療ガイドラインが発行され, すでに5年が経過した. 日本ではGERD患者が急増し, その概念が浸透するとともに, 問題点も浮き彫りになってきた. 本フォーラムでは「GERD診療ガイドラインを再考する」をテーマとし, GERD診療のエキスパートの先生方が日本人のGERD患者の増加やその臨床的特徴,酸逆流と食道内酸クリアランス,自覚症状の評価と内視鏡診断,および薬物療法について講演され,具体的なPPIの投与方法や生活指導の方法などについてディスカッションがなされた.
「Opening Remarks」上部消化管の臨床では,20数年前までは消化性潰瘍が中心であったが,H.pylori感染率の低下,食事内容の変化などによって,GERDが急増している.この疾患構造の変化と相前後して優れた酸分泌抑制薬が登場し,現在消化器臨床ではPPIが標準的な治療薬として様々な領域で使用されている.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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