GI-Metabolism Forum
第4回GI-Metabolism Forum 演題7 エイコサペンタエン酸(EPA)は直腸ACFを減少させ,大腸腫瘍と大腸上皮の増殖を抑制する:二重盲検無作為対照試験
掲載誌
THE GI FOREFRONT
Vol.9 No.2 85,
2014
著者名
日暮琢磨
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器
/
癌
診療科目
一般外科
/
消化器内科
/
腫瘍内科
/
消化器外科
媒体
THE GI FOREFRONT
「EPA投与により直腸のACF数は減少」エイコサペンタエン酸(eicosapentaenoic acid: EPA)はマウス遺伝発癌/化学発癌モデルにおいて, 大腸腫瘍抑制効果を示すことが報告されている. ヒトにおいても大腸正常上皮の細胞増殖抑制や, 家族性腺腫症のポリープ減少の報告はあるものの, 散発性大腸腫瘍における効果は不明である. そこで, 大腸腫瘍に対するEPAの化学予防効果を, 大腸腫瘍の代替指標であるAberrant Crypt Foci (ACF)を用いて検討した.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。