GI-Metabolism Forum
第4回GI-Metabolism Forum 演題4 ラットNSAIDs起因性小腸粘膜傷害におけるDPP Ⅳ選択阻害薬の効果
掲載誌
THE GI FOREFRONT
Vol.9 No.2 82,
2014
著者名
藤原薫
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器
診療科目
一般内科
/
消化器内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
老年科
媒体
THE GI FOREFRONT
「DPP-IV阻害薬はNSAIDs起因性小腸粘膜傷害を予防」腸管内栄養素は消化管内分泌細胞L細胞からtaste receptorを介し, glucagon-like peptide (GLP)-2を分泌させる. 外因性GLP-2は消化管の絨毛上皮を増殖させ, 粘膜傷害を抑制するといわれているが, 内因性GLP-2については不明な点が多い. GLP-1はdipeptidyl peptidase-IV (DPP-IV)により速やかに不活化されることから, DPP-IV阻害薬は2型糖尿病治療薬として用いられている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。