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DEBATE ON GI THERAPY ディベート

H.pylori感染陽性の機能性ディスペプシア

本郷道夫鈴木秀和三輪洋人

THE GI FOREFRONT Vol.8 No.2, 63-71, 2012

本企画は, 問題点をより明確にすることを目的としているため, ここでの論者による議論は, あえて一方の見地に立った場合のものであり, 必ずしも論者自身の確定した意見ではありません. 「FDの定義とH.pylori感染の位置づけ」 [三輪]今回のテーマは「H.pylori(Hp)感染陽性の機能性ディスペプシア(Functional dyspepsia:FD)」です. 鈴木秀和先生には「FDから除外すべき」とする立場, 本郷道夫先生には「やはりFDとして取り扱うべき」とする立場にあえて立っていただき, FDの定義あるいはHp感染の位置づけについて検討したいと思います. まずは, FDの歴史的経緯を踏まえながらFD診断の現状についてお伺いします. [本郷]もともとFDの診断基準にHp感染の有無を問う項目はなかったのですが, 実臨床で除菌してみると一部に顕著な症状改善を示す症例がみられ, Hp感染陽性FDの位置づけをどうするかが問われるようになってきました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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