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GI-Metabolism Forum

第2回GI-Metabolism Forum 演題9 Taste receptorを介したラット十二指腸粘膜重炭酸分泌機構

井上拓也

THE GI FOREFRONT Vol.7 No.2, 95-96, 2012

「GLP-2受容体拮抗薬は重炭酸分泌を抑制」腸内分泌細胞は腸管内の栄養素を感知し, 腸上皮細胞からの電解質の分泌や消化管運動を制御していることが知られている. われわれはこれまでL-glutamate(L-Glu)とinosine monophosphate(IMP)が, ラット十二指腸においてtaste receptor刺激を介して重炭酸を分泌することを報告した. 今回われわれは, 腸内分泌細胞はGLP-2(Glucagon-like-peptide 2)を含むインクレチンを分泌することから, L-Glu/IMPはラット十二指腸においてインクレチン分泌を介して重炭酸分泌を刺激するかどうかを検討した. イソフルレン麻酔下ラット十二指腸において, インクレチンの1つであるGIP(Gastric inhibitory peptide)およびGLP-2の投与により, 重炭酸分泌は増加した. 一方, GLP-1受容体アゴニスト投与によって, 重炭酸分泌は抑制された.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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