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特集 肝炎・肝癌との比較で胃炎・胃癌対策を考える―第16回JAPANGAST Study Groupハイライト―

Workshop「肝炎・肝癌との比較で胃炎・胃癌対策を考える」 わが国の胃癌対策について―その現状と将来展望―

乾純和大和田進乾正幸

THE GI FOREFRONT Vol.7 No.2, 23-26, 2012

癌対策は予防・診断・治療が三位一体となってなされるものである. 胃癌の主な原因がH. pylori感染症と特定された現在, 肝炎総合対策と同様にABC検診を基にしたH. pylori感染症対策による「胃がん撲滅」対策を進めるべきである. 画像診断を中心にした現状の胃がん検診(二次予防のみ)は廃止し, 胃がんリスク(ABC)検診をorganized screeningにすべきである. さらに除菌効果が大きい若年での対策が胃癌撲滅への早道であろう. 「はじめに」胃癌の主な原因がHelicobacter pylori(H. pylori)感染症と特定され1)2), その除菌治療により内視鏡治療後の胃癌発生は減少することが明らかになった3). そして今, H. pylori感染症対策による「胃がん撲滅プロジェクト」が提唱されている4)5). 胃癌を始め, 癌対策は本来, 予防・診断・治療が三位一体でなされるべきである.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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