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特集 腎臓と老化

特集にあたって

柳田素子久米真司

アンチ・エイジング医学 Vol.17 No.4, 5, 2021

60歳以上の世界人口は2050年頃までに倍増するといわれている。高齢者の腎臓(以後,加齢腎)は,構造的・機能的変化に加えて,障害に対する感受性が高まり,急性腎障害(AKI)を高頻度に発症し,重症化しやすいことが知られている。近年,重症AKIや繰り返すAKIの後には慢性腎臓病(CKD)や末期腎不全(ESRD)へと移行しやすいことが知られており,高齢者の透析導入においてはAKIの既往が重要であることも報告されていることから,加齢腎の障害感受性上昇や修復不全のメカニズムの解明は急務である。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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