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巻頭言

Richard Lang

坪田一男

アンチ・エイジング医学 Vol.16 No.6, 4-12, 2020

今回はリチャード・ラング先生のインタビューです。光は単にものを見るためだけではなく,さまざまな健康と関係することがわかってきましたが,彼はこの領域の第一人者です。われわれの光受容体には視覚系のビジュアルフォトレセプターと視覚と関係のないノンビジュアルフォトレセプターの2種類があり,人ではビジュアルが4つ,ノンビジュアルが5つあります。最近は,後者のノンビジュアルフォトレセプターの機能に注目が集まっています。
たとえば,外で光を浴びる時間が長い老人やゴルファーは健康で長生きするといったことは,これまでも一般的に言われていました。こうした屋外活動がノンビジュアルレセプターによる健康効果だということがわかってきたのです。
今回はそうした研究のトップレベルを走るラング先生のお話を伺いました。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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