日本は今から5年前まで,機能性を表示して販売できる食品は,特定保健用食品(トクホ)と栄養機能食品に限られていたが,2015年4月に,消費者が正しい情報を得て選択できる商品種の増加を目的として「機能性表示食品」制度が始まった1)。本稿では,トクホや機能性表示食品を含む保健機能食品の重要性や開発における難点について話したい。
「KEY WORDS」保健機能食品,生活習慣病,糖尿病合併症,白内障