オリンピック憲章では「スポーツにおける女性の地位の向上」が掲げられており,この目指すところにより,女性アスリートの課題を明らかにし,解決していくことが,近年の社会の流れも相まって求められている。さらに,女性選手の増加に伴い,女性ならではの健康問題が生じてきている。女性選手の育成,現役の時期から,引退後も通じて,人生100年時代の健康を支える意味でも,医師との連携が必要ではないだろうか。日本において,この問題に最初に着目し,医師として活動を続けてこられたのが,川原 貴先生(一般社団法人 女性アスリート健康支援委員会会長)である。インタビュアーは,本会理事 辻 智子氏(株式会社 吉野家ホールディングス)。
女性としての視点も交えてお話を伺った。
女性としての視点も交えてお話を伺った。