エイジングサイエンス
上皮系/間葉系の膵癌におけるビタミンD受容体の機能の違い/オートファジー不全による乳癌の肺転移の促進
掲載誌
アンチ・エイジング医学
Vol.16 No.3 152-155,
2020
著者名
吉田剛
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
呼吸器
/
消化器
/
アレルギー・免疫
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癌
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アンチエイジング
診療科目
呼吸器内科
/
産婦人科
/
消化器内科
/
腫瘍内科
媒体
アンチ・エイジング医学
膵癌は間質に富むdesmoplastic tumorであり,上皮系(epithelial:E)と間葉系(quasi-mesenchymal:QM)の2種類が存在する。間質に存在する癌関連線維芽細胞はビタミンDによって静止期にリプログラミングされ,ドラッグデリバリーを高めることで化学療法の治療効果を高めることが報告されてきたが,膵癌細胞そのものに対するビタミンDの影響に関してはほとんど研究されてこなかった。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。