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巻頭言
Björn Schumacher

掲載誌
アンチ・エイジング医学 Vol.15 No.4 4-9, 2019
著者名
坪田 一男
記事体裁
抄録
疾患領域
アンチエイジング
診療科目
その他
媒体
アンチ・エイジング医学

ビョアン・シューマッハ先生はエイジング研究でとても有名な先生だ。「遺伝子に傷がつくことが加齢の大きな原因だ」という仮説で研究をされている。今回,慶應義塾大学で講演されたので,その機会にインタビューをさせていただいた。ご存知のように,放射線や化学物質,酸化ストレスによって遺伝子に傷がつくと,正常な代謝が行われなくなり,タンパク質にも異常が生じて障害が起きる。これが加齢というわけだ。もちろん,遺伝子に傷がつけば,これを修復する酵素が頑張るが,すべての修復が可能なわけではない。また,修復のときにSIRT1のようなアンチエイジングリソースが使われてしまうために,他の代謝の負担が増して,加齢が進むという悪循環が生まれる。つまり,修理しすぎはよくないのだ。高速道路の大きな穴は修理しておかないと事故につながるのでお金がかかっても修理するが,ちょっとした看板の汚れや曲がりは放っておいても事故につながらない。そこまで修理していたら予算オーバーになってしまう。加齢にもそのような考え方があるのは面白い。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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