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特集 温故知新の医療技術「ワクチン」

舌下免疫療法の臨床

後藤穣

アンチ・エイジング医学 Vol.15 No.1, 39-46, 2019

アレルゲン免疫療法は,Ⅰ型アレルギー疾患に対する根治療法である。数年間治療を継続すると治療終了後も効果が持続し,長期寛解・治癒を誘導できるといわれている。また,新規抗原感作や他のアレルギー疾患(気管支喘息など)の発症を予防する効果も認められている。従来の皮下注射法ではアナフィラキシーショックなど副作用の危険性があり,わが国では十分に普及してこなかったが,舌下免疫療法は安全で簡便に免疫療法を行うことができる。日本では,アレルゲン免疫療法はこれまでアレルギー治療の選択肢として軽視されてきたが,舌下免疫療法が実臨床で使用可能になったことによって,重要な治療オプションの一つに転換している。
「KEY WORDS」舌下免疫療法,スギ花粉症,アレルゲン免疫療法

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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