エイジングサイエンス
第47回 Urolithin A はマイトファジーを誘導し,線虫の寿命延長と齧歯類の筋機能増強に働く
掲載誌
アンチ・エイジング医学
Vol.12 No.6 96-99,
2017
著者名
門野至
/
小倉慶雄
/
古家大祐
記事体裁
抄録
疾患領域
アンチエイジング
診療科目
その他
媒体
アンチ・エイジング医学
かつて,ベリーやナッツなどの野生の木の実は人類にとって非常に重要な栄養源であり,それらの多くには自然化合物であるEllagitannins(ETs)が含まれていた。現代においては,ザクロにも多くのETsが含有され,日常的に広く摂取されている。ETsは胃で加水分解されるとEllagic Acid(EA)となり,それがさらに腸内細菌叢により代謝され,最終産物のUrolithin A(UA),Urolithin B(UB),Urolithin C(UC),Urolithin D(UD)になるとされる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。