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誌上ディベート

見た目をご機嫌にしよう;毛染めは“見た目”表現の一つである

山田秀和

アンチ・エイジング医学 Vol.12 No.6, 72-74, 2016

毛染めをするかどうかという議論であるが,まず現実をみてみると,この20年で日本社会,アジア社会の毛染めの使用率が急速に伸びている。
見た目が第4の資産であること1)をキャサリン・ハキムが『エロティック・キャピタル』(共同通信社)で看破したことからも,個人の主義・主張を見た目は表している。また,見た目の老化が長寿と関係することが明らかとなり,抗加齢医学でも重要なバイオマーカーを担っていると思われるようになってきた2)。見た目が若いとされる因子の研究3)から,若く見せたいと思う場合には毛染めも重要となる。

・「染める」立場から/山田秀和
「染めない」立場から/満尾正

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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