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巻頭言

インタビュー Richard Stevens

坪田一男

アンチ・エイジング医学 Vol.12 No.6, 4-11, 2016

スティーブン先生とは,昨年の第2回国際ブルーライトシンポジウムにて初めてお会いした。8月号でご紹介したブラスク先生とともに,光公害について米国医師会レベルで活躍されている先生だ。ご存知のように,サーカディアンリズムの障害は,睡眠障害やうつ病ばかりでなく肥満や,ひいてはがんまで引き起こす。このメカニズムとしては代謝との関連が指摘されており,極論すれば,光が代謝を決め,健康を決めるということだ。スティーブン先生のインタビューで印象的だったのは“暗い時間を楽しむ”という概念だ。考えてみれば,我々は寝るとき以外はずーっと,昼間から夜のライティングの下まで明るい状態で過ごしている。暗い状態で起きているという状況は稀になってしまった。彼はこのような“暗い環境”の時間も大切だと考えていて,これを楽しむのがよいという。光と健康についての卓越したお話をぜひお聞きください。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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