<< 一覧に戻る

元・編集長のページ

主観的な人生の長さは大事か?

坪田一男

アンチ・エイジング医学 Vol.12 No.5, 97-99, 2016

時に“今日は長かったなあ”と思うこともあれば,“今日はあっという間に夜になってしまった”と思うこともある。実は,今年の8月は“なんか長いなあ”と思うことができた。今回はそういう主観的な時間の話をしたい。

サーカディアンリズムは光によって同期される。特にブルーライトが特殊な視細胞を介して,時間調節を行う視交叉上核に情報を入力する。すなわち“目はカメラであり,時計でもあるのだ”ということから,時計や時間にとても興味をもつようになった。昨年も日本時間生物学会に参加して勉強したが,細胞レベルでのリズムの研究から,主観的な時間のとらえ方までがサイエンスのテーマになっていて,とても面白かった。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る