『テキスト 臨床死生学─日常生活における「生と死」の向き合い方』
臨床死生学テキスト編集委員会 編
(勁草社,208ページ,定価2,400円+税)
とうとう私にも「100歳まで生きるための本100選」の執筆依頼がやってきた。今まで50数冊が紹介されているので折り返しとなるが,すでにさまざまなジャンルの本が紹介されており,この中で私らしい推薦図書をあげるのは容易なことではない。「これを食べれば長生きできる,これをすれば長生きできる,といったようなHow toモノ」は読みやすいが,怪しいものも少なくないので推薦できない。かといって,「学術モノ」は人によっては読む意欲をそがれることがあるので,読まれないモノを推薦しても意味がないだろう。精神科臨床において,笑いを評価ツールとして用いると同時に治療ツールとして用いており,音楽療法をやっていた,かつ診療とともに学校精神保健や産業精神保健など文字どおりメンタル「ヘルス」もやっている私に期待されている分野は,「笑い」「音楽」「メンタルヘルス」のどれかであろう。
臨床死生学テキスト編集委員会 編
(勁草社,208ページ,定価2,400円+税)
とうとう私にも「100歳まで生きるための本100選」の執筆依頼がやってきた。今まで50数冊が紹介されているので折り返しとなるが,すでにさまざまなジャンルの本が紹介されており,この中で私らしい推薦図書をあげるのは容易なことではない。「これを食べれば長生きできる,これをすれば長生きできる,といったようなHow toモノ」は読みやすいが,怪しいものも少なくないので推薦できない。かといって,「学術モノ」は人によっては読む意欲をそがれることがあるので,読まれないモノを推薦しても意味がないだろう。精神科臨床において,笑いを評価ツールとして用いると同時に治療ツールとして用いており,音楽療法をやっていた,かつ診療とともに学校精神保健や産業精神保健など文字どおりメンタル「ヘルス」もやっている私に期待されている分野は,「笑い」「音楽」「メンタルヘルス」のどれかであろう。