元・編集長のページ
              
 時差をどうやって克服する?
                  掲載誌
                
 
                  アンチ・エイジング医学
                  Vol.11 No.3 91-93,
                  
                    2015
                  
 
                    著者名
                  
  
                          坪田 一男
                        
 
                    記事体裁
                  
  
                          抄録
                        
 
                    疾患領域
                  
  
                          眼疾患
                        / 
                          アンチエイジング
                        
                    診療科目
                  
  
                          一般内科
                        / 
                          眼科
                        / 
                          老年科
                        
 
                    媒体
                  
 
                      アンチ・エイジング医学
                    
 「はじめに」時間生物学の研究から,タイムシフトワーカーは加齢が促進し,睡眠障害,うつに加えて肥満や糖尿病,高血圧,ひいてはがんになる可能性まで高くなることがわかってきた1)。日常生活における夜更かしや,週末の寝坊でさえもSocial Jet lag(日常生活における時差)として対策が必要といわれるようになってきた2)。簡単にいえば,サーカディアンリズムが崩れると“歳を早くとる”ということだ。これは僕たちにとっては大変なことだ。だって,学会出張で海外に行ったり,休暇に海外に行くのだって,時差の問題があり,まさに毎回サーカディアンリズムを壊すことになるからだ。海外出張のたびに加齢が促進すると考えると,なんとかしないといけないと感じる。そこで今回の「元・編集長のページ」では“海外旅行における時差にどのように対応したらいいのか?”を自分なりに考えてみたい。
          ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。