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100歳まで生きるための本100選

『太らない、病気にならない、おいしいダイエット』

日比野佐和子

アンチ・エイジング医学 Vol.7 No.3, 106-108, 2011

第34選
『太らない、病気にならない、おいしいダイエット』
ウォルター・C・ウィレット 著
前田 和久 訳
(光文社,370ページ,定価1,700円+税)

 人間は癌と動脈硬化を防ぐと125歳まで生きることができるといわれるように,長生きするためには癌と動脈硬化の予防が重要であるが,運動,食事,睡眠といった生活習慣の中でも食事の占める重要性は非常に高いと思われる。
 現在,欧米でも,健康長寿のための食事については最も重要視されている。推奨される食事,推奨されない食事,内分泌代謝レベルを最適化する食事など,食材,調理法,摂取する時間帯といったことも含めて,かえってその膨大な情報の中でとまどっている方々も多いのではないだろうか。不足した栄養分については,サプリメントから補充する傾向にある現代社会の中,やはり最も基本となる毎日の食事から,必要な栄養分を摂取することが大切である。
 そこで,フードピラミッドという考え方がある。フードピラミッドとは,1日の必要栄養摂取量分の栄養素を満たすために,最低限摂るべき食品の分量を食品群ごとに示したものである。理想的なバランスの食事の指標といえ,フードピラミッドではより底辺のものほどより積極的に摂取し,頂点近くのものはあまり摂取しないことが推奨されている(図1)。

 図2は,米国の食のガイドラインでもある米国農務省(USAD)のフードピラミッドであり,DASH※1,Duke大学,ADA※2のガイドラインでも引用されている(1992年)。

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