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特集 これからのアトピー性皮膚炎の治療

4 JAK阻害はアトピーを救うか

佐伯秀久

皮膚アレルギーフロンティア Vol.19 No.1, 23-26, 2021

シグナル伝達系であるJanus kinase(JAK)経路はアトピー性皮膚炎(AD)の病態に深く関与している.2020年1月にJAK阻害外用薬であるデルゴシチニブ軟膏が成人(16歳以上)のADに対して保険適用された.また2020年12月にJAK1/2阻害内服薬であるバリシチニブ錠が成人のADに対して保険適用となった.さらに現在,JAK1阻害内服薬が承認申請中である.デルゴシチニブ軟膏はステロイド外用薬,タクロリムス軟膏に次ぐ第3の抗炎症外用薬として期待される.また,JAK阻害内服薬も効果の高さから難治例に対する治療薬として期待される.今後は長期の安全性データの蓄積が待たれる.
「KEY WORDS」アトピー性皮膚炎,JAK阻害外用薬,JAK阻害内服薬,デルゴシチニブ

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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