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特集 接触皮膚炎をみる

5 炎症について考える~血管透過性のイメージング~

江川形平

皮膚アレルギーフロンティア Vol.14 No.3, 29-33, 2016

接触皮膚炎などの炎症が生じると,組織には“腫脹”が生じる.これは,血管透過性の亢進に起因するが,この“腫脹”の生理学的な意味とは何なのか? 本稿では,血管膜のバリア構造を概説し,また炎症や病態とのかかわりについて考察する.
「KEY WORDS」炎症,血管透過性,血管内皮細胞,タイトジャンクション,免疫グロブリン

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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