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Q クリオグロブリン定性試験の方法を教えてください

掲載誌
皮膚アレルギーフロンティア Vol.13 No.1 50, 2015
著者名
川上民裕
記事体裁
抄録
疾患領域
膠原病・リウマチ性疾患疫 / 皮膚疾患
診療科目
皮膚科
媒体
皮膚アレルギーフロンティア

「A」血清を低温化(多くは4℃)で長時間(長い場合は1週間)放置すると,白色沈殿やゲル化するなど異様なサンプル外観を呈する変化をきたす蛋白をクリオグロブリンと呼ぶ(図).そして37℃に加温すると,これらの異常沈殿は再び溶解する.すなわち,クリオグロブリンは血液標本の温度管理によって,その存在が明らかになる物質である.したがって,クリオグロブリン定性試験における最も重要な点は,採血時から血清分離のための遠心分離に至る工程すべてにおいての温度管理と,十分な長時間低温下の標本放置と言える.通常,採血では,採血管の温度は室温である.しかし,クリオグロブリン定性試験では,事前に採血管を37℃に加温しておく1).なぜなら,採血管室温下で採血すると,体温から採血管内の室温への変化により生体内で存在するクリオグロブリンが沈殿してしまい,多くのクリオグロブリンが失われ,その後の偽陰性につながる可能性があるからである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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