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特集 口腔アレルギー

口腔アレルギー症候群の臨床と診断,治療指針(FDEIAを含む)

Clinical aspects, diagnosis and management of Oral Allergy Syndrome and Food-Dependent Exercise-Induced Anaphylaxis

森田栄伸高橋仁千貫祐子

皮膚アレルギーフロンティア Vol.12 No.3, 7-11, 2014

「Summary」厚生労働省科学研究班の所属11医療施設(表1)で3年間に受診した口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome ; OAS)204症例,食物依存性運動誘発アナフィラキシー(food-dependent exercise-induced anaphylaxis ; FDEIA)219例の臨床症状を解析した.花粉症の合併率は,OASで64%,FDEIAで32%であった.ショックは,OASで11%,FDEIAで64%にみられた.OASの原因食品は,リンゴ,モモなどのバラ科の果物が約半数を占め,キウイ,メロン,バナナ,アボカドなどラテックスと交差反応を示す果物も多くみられた.FDEIAの原因食品は,小麦,エビ・カニ,果物,魚類,大豆,イカ,木の実の順で多かった.診断は,病歴聴取にプリックテスト,血清中抗原特異的IgE検査,負荷試験を組み合わせて総合的に行われている.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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