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対談

分子標的治療薬と皮膚

相原道子大槻マミ太郎

皮膚アレルギーフロンティア Vol.10 No.2, 52-58, 2012

「なぜ皮膚科医として分子標的治療薬に強い興味をひかれたか」相原 新しいカテゴリーの薬として登場して以来, とくにがん治療の領域で急速にシェアを拡げている分子標的治療薬ですが, 薬疹を引き起こすことも多く, 皮膚科医が関与する機会が増えています. またすでに保険適応を受けている乾癬をはじめ, 自己免疫疾患, アレルギー疾患, 悪性腫瘍など, 皮膚科の領域においてもさまざまな疾患が分子標的治療薬の対象となり得ると期待されます. 本日は, 「分子標的治療薬と皮膚」をテーマに, 自治医科大学の大槻先生とともに討論していきたいと思います. 大槻先生, はじめに, 先生がこの分野に興味をおもちになった経緯についてお話しいただけますか. 大槻 分子標的治療薬時代の到来とともに, 皮膚科領域でも乾癬において抗体治療薬が承認されそうだという話が出てきたころ, 私自身, 分子標的治療薬と生物学的製剤, 抗体医薬と低分子化合物などの関係がまだ理解しきれていない部分がありました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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