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Arthritis Topics Discussion

運動器疾患としてのRA治療,現状と将来

石黒直樹西田圭一郎橋本淳宮原寿明桃原茂樹

Arthritis―運動器疾患と炎症― Vol.11 No.2, 56-63, 2013

生物学的製剤によるRA治療の進歩と関節評価
石黒 本日は,全国各地方で関節リウマチ(rheumatoid arthritis;RA)診療に力を入れておられる整形外科医の先生方にお集まりいただきました.早いもので,RA診療に大きなインパクトを与えた生物学的製剤が発売されてから10年が経過しました.この10年間のRA診療を総括し,最後に将来展望までお話をしていきたいと思います.

出席者 (司会以外は五十音順)
石黒直樹 Ishiguro Naoki(司会)
名古屋大学大学院医学系研究科総合医学専攻運動・形態外科学講座
整形外科学教授

西田圭一郎 Nishida Keiichiro
岡山大学大学院医歯薬総合研究科人体構成学分野准教授

橋本 淳 Hashimoto Jun
独立行政法人 国立病院機構大阪南医療センター免疫疾患センター部長

宮原寿明 Miyahara Hisaaki
独立行政法人 国立病院機構九州医療センターリウマチ・膠原病センター部長

桃原茂樹 Momohara Shigeki
東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター整形外科教授

生物学的製剤によるRA治療の進歩と関節評価(続き)

石黒 まず,生物学的製剤の登場により,治療がどのように変わったか,また関節評価,とくに画像による診断技術やその重要性はどのように変化したのか,先生方のお考えをお聞かせいただけますでしょうか.
西田 やはり一番の変化はRAが薬物治療でも改善し得る疾患になったことだと思います.それに伴い新しい画像評価が行われるようになり,また手術も変化してきました.生物学的製剤の導入により,早期診断,早期治療を行わなければいけないという治療戦略が生まれ(図1),また薬物治療の効果判定のためにも,画像評価が非常に重要な位置づけとなってきました(表1).

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