―関節エコーの導入により,クリニックにおけるRA診療にどのような変化がもたらされたでしょうか.
滑膜炎を画像としてとらえることが可能になったため,より自信をもって患者さんに説明ができるようになりました.X線検査だけでは早期診断はできませんし,またMRIは患者さんに無理な体勢で30分ほど我慢してもらわなければいけませんから,撮影ができないこともありました.しかもMRIで滑膜炎を判断するには造影剤を使用する必要がありますが,造影剤は患者さんのストレスになります.一方,関節エコーは患者さんが楽な体位で撮れるというメリットがあります.
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施設紹介
宇多津浜クリニック~関節エコーの診療の現場から~
掲載誌
Arthritis―運動器疾患と炎症―
Vol.9 No.3 52-55,
2012
著者名
大西郁子
記事体裁
連載
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疾患領域
膠原病・リウマチ性疾患疫
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骨・関節
診療科目
整形外科
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リウマチ科
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放射線科
媒体
Arthritis―運動器疾患と炎症―
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。